求人ボックスとは?特徴・掲載方法・掲載料金・導入フロー

求人ボックスとは

求人ボックス

求人ボックスとは、カカクコムが運営する求人情報の一括検索サービスです。求人サイトや企業の求人情報を収集し、1000万件以上の求人を掲載しています。正確にはアグリゲーションサイトと呼びますが、わかりづらいためユーザー向けには求人サイトと呼ぶケースもあります。

インターネット上から自動収集した求人情報だけでなく、採用サイトを保有していない企業・店舗は求人ボックスで直接投稿することで採用情報を掲載することが可能です。

また、店舗や企業が直接投稿できる採用ボードも搭載されており、オリジナルの求人を作成できます。同じような仕組みの求人メディアにindeed(インディード)があります。

求人ボックスの特徴・強み

求人ボックスの利用者数

2015年にサービスを開始してから、順調に利用者数を伸ばしています。現在では月間利用者数は800万人を超え、国内最大級の求人検索サービスになっています。

求人ボックス独自の検索エンジン

求人ボックスは、カカクコムが独自の検索エンジンを構築し、運営しています。主に検索キーワードと求人情報のマッチ度、情報の豊富さ、情報の新鮮さ、ユーザー行動の観点で求人情報を評価し、検索順位を決定しています。

シンプルなデザインと高い機能性

検索エンジンとしての機能を優先させたシンプルで、多くの人が使いやすいサービスです。一般的な機能としては、求人情報の検索、応募フォーム、履歴書の送信があります。また、企業のインフォメーションやインタビュー記事も掲載されることがあります。

こんな悩みを抱えている企業におすすめ!

  • 早く・無料で掲載したい企業
  • コストをおさえて採用をおこないたい企業
  • 待遇には自信があるが採用予算が少ない企業
  • 既存の求人サイトでは満足のいく応募が得られなかった企業

求人ボックスとindeed(インディード)の比較

(分析ツール:エイチレフス)

2021年から2022年末までのアクセス(オーガニックトラフィック数)の比較です。約2倍のアクセス数の差があります。ただし、求人ボックスも様々なキーワードで1ページ目に表示されており、国内最大級のアクセス数を誇ります。

当社が求人ボックスをおすすめする理由として競合他社との差別化にあります。インディードのアクセス数が2倍あるとはいえ、掲載求人数が3倍あれば、最終的に応募数は集まりづらくなります(分母と分子の問題)。

100人に200件の求人数がある求人メディアより、50人に50件の求人数がある求人メディアのほうが応募数が期待でき、採用成功率が高まります。

求人ボックスはインディードよりもまだ知名度は低いため、利用企業数もまだ少ない状況です。競合他社の採用より一歩先をいくための手段として求人ボックスの利用をおすすめします。

求人ボックスの導入フロー

求人ボックスは無料で求人掲載ができるサービスです。一部有料の部分もありますが、どのような企業でもコストをかけず手軽に求人掲載することができます。いくつかある求人ボックスへの掲載方法を詳しく解説します。

直接投稿クローリングリスティング広告
対象企業の採用担当者企業の採用担当者
求人サイト運営者
企業の採用担当者
求人サイト運営者
費用無料無料有料
掲載順位普通普通上位表示
Webサイト不要必要必要
求人内容自由に設定可能採用サイト内の求人情報採用サイト内の求人情報
XMLフィード不可不可可能

求人ボックスへの直接投稿

直接投稿とは、掲載企業が求人ボックスに登録し、みずから求人情報ページを作成する方法です。無料登録後に「募集要項」「仕事内容」「求めている人材」など、指定の求人原稿フォーマットに沿って記載をするだけで簡単に求人原稿が作成できます。

また、必須項目に加えて、自由項目も追加することができるため、企業の魅力を自由にアピールできます。求人情報の登録後は、審査を経て問題なければ求人ボックスに掲載されます。掲載中は、いつでも・何度でも掲載内容を編集することができます。

自社の採用ページをクローリングさせる

クローリングと呼ばれる手法で、Web上に公開されている求人情報が自動で収集され、求人ボックス内に掲載されます。求人情報を収集するクローラーと呼ばれるロボットが求人情報と判断したものは、自動で求人ボックスに掲載される仕組みです。

また、情報の更新や削除も自動で検知し、求人ボックスのページに反映されます。求人ボックスのクローリングしやすい採用ホームページが出来ているかがポイントです。

自社採用ページを求人ボックスと連携させたい場合は、求人ボックスに依頼をすることで、自動収集の対象サイトとして検討してもらえる場合もあります。ただし、中小企業や零細企業には難しいでしょう。

有料掲載(リスティング広告)

求人ボックスには有料掲載型のサービスもあります。それが、リスティング広告です。設定したキーワードの求人検索で優先的に検索結果に表示され、自社の求人ページがクリックされた際に料金が発生します。

求職者の目に留まりやすい広告枠へ求人が掲載されるため、より多くの求職者に見てもらうことが可能です。

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求人ボックスの料金

クリック課金型(25円~1,000円)

求人ボックスの料金体系は掲載費無料の「クリック課金型」となっています。スポンサー枠に有料掲載すると、求職者に1クリックされるたびに料金が発生する仕組みです。

クリック単価は企業側が任意の金額に設定可能です。掲載自体には料金がかからず、求人が見られたときだけ費用がかかるため、無駄なく広告費を運用できます。

求人ボックスの運用手数料

有料掲載には自社で登録と代理店を利用する方法の2つの選択があります。

初期費用:3万円~5万円

※原稿制作料金を含みます。
※原稿数が5件以上の場合は5万円になります。
※掲載開始をもって初期設定が完了とみなし請求させて頂きます。

当社では「登録したいが求人原稿の登録が面倒」「登録方法がわからない」「(求人原稿が魅力的でないため)反響がない」という企業様向けに求人原稿の改善・運用代行を承っています。

作業ボリューム次第ですが、中小企業でも依頼しやすい価格帯で提案させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

求人ボックス運用代理店の比較一覧

当社A社B社C社
初期費用3万~5万円0円0円10万~100万円
運用費0円3万円~広告費20%広告費20~30%
ターゲット中小・零細企業中小~大手企業中小~大手企業大手企業

当社は中小企業専門の運用代理店です。運用費は完全無料となっており、初期費用のみ料金が発生するサービスをご提供しています。

中小企業の場合、求人件数(募集職種)は10件未満のケースが多く、普通の運用代理店では割高になってしまうケースがほとんどです。また中小企業の場合、掲載数が少ないため広告運用をする必要はありません。そのため当社では初期設定費用のみの料金体系となっております。

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求人ボックスお客様の声・評判口コミ

求人ボックスを導入した企業様から寄せられた実際の声を紹介します。採用コストの削減や応募数の増加、採用成功につながった具体的な事例を通して、求人ボックスの効果をご覧ください。

導入事例①:応募単価が大幅に改善!低コストで安定した採用を実現

業種:物流/従業員規模:500名以上

導入の背景
・人手不足が深刻化し、求職者へのリーチを広げる必要があった
・既存の求人広告では応募単価が高く、コスト削減が課題

導入後の効果
✅ 応募単価が従来の求人広告の50%以下に
✅ 応募者の質も向上し、定着率がアップ
✅ 無料掲載+クリック課金型広告の併用で効率的に運用可能

採用担当者の声:求人ボックスを活用したことで、予算を抑えつつ必要な人材を確保できました。特にクリック課金型広告は費用対効果が高く、予算内で最適な応募数を確保できています。

導入事例②:地方採用にも強い!エリア採用の成功事例

業種:飲食/従業員規模:100〜300名

導入の背景
・地方店舗のアルバイト採用に苦戦していた
・大手求人媒体では地方の応募数が伸び悩んでいた

導入後の効果
✅ 求人ボックス経由の応募が全体の70%に増加
✅ 地方の応募者数が前年比で2倍以上に
✅ 無料掲載だけでも応募が集まる仕組みが強み

採用担当者の声:求人ボックスは地方の求職者にもリーチしやすく、エリアごとの採用ニーズに対応できる点が魅力です。無料掲載だけでも十分な応募があり、コストを抑えた採用が実現できました。

導入事例③:スピード採用を実現!即戦力人材を確保

業種:IT/従業員規模:50〜100名

導入の背景
・急成長中の企業で即戦力人材の確保が必要だった
・求人広告に掲載しても、応募が少なく困っていた

導入後の効果
✅ 掲載後すぐに応募が入り、2週間で3名の採用に成功
✅ 経験者採用にも強く、スキルマッチした人材が集まる
✅ クリック課金型広告の柔軟な設定でスピーディーな採用が可能

採用担当者の声:求人ボックスのクリック課金型広告を活用し、短期間で優秀な人材を確保できました。スキルマッチの精度が高く、面接通過率も向上しています。

求人ボックスは、企業の採用課題に応じた柔軟な運用が可能です。「応募数を増やしたい」「コストを抑えて採用したい」そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ求人ボックスの導入をご検討ください!

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求人ボックスよくある質問

求人情報が更新されるのはいつですか?

毎日更新されています。

求人情報には詳細な仕事内容が記載されていますか?

自動でクローリング(情報収集)されているため、必ずしも詳細な仕事内容が記載されているとは限りません。

応募フォームを送信したら、どのように面接の日程が決まるのですか?

掲載企業から連絡が入りますので、今しばらくお待ちください。掲載企業様は応募がありましたら迅速にご対応ください。

どんな求人情報でも掲載できますか?

風俗営業法のうち、店舗型性風俗特殊営業(1号、2号、3号、5号、6号)は掲載できません。詳しくは掲載ガイドラインをご参照ください。

求人ボックスの無料掲載とは?本当に費用はかかりませんか?

はい、求人ボックスでは無料で求人を掲載できます。無料掲載でも求職者に求人が表示され、応募を受け取ることが可能です。ただし、より多くの応募を獲得するために、クリック課金型広告(スポンサー求人)を活用する企業も多くあります。

クリック課金型広告とは何ですか?どのくらい費用がかかりますか?

クリック課金型広告とは、求職者が求人情報をクリックしたときにのみ費用が発生する仕組みです。1クリックあたりの料金は、職種やエリアによって異なりますが、予算に応じて柔軟に設定できます。無駄なコストを抑えながら、効果的に応募数を増やせます。

求人ボックスの応募者の質はどうですか?

求人ボックスはGoogleしごと検索とも連携しており、幅広い求職者にリーチできます。適切な求人情報を掲載することで、企業の求めるスキルや経験を持つ応募者を集めることが可能です。また、クリック課金型広告を活用すれば、ターゲットに応じた露出強化ができ、マッチ度の高い応募者からの応募を増やせます。

求人ボックスに求人を掲載する方法は?

求人ボックスに求人を掲載する方法は、主に以下の3つです。

  • 直接投稿:求人ボックスの管理画面から求人を手動で投稿。
  • XMLフィード連携:自社の採用サイトと連携し、自動で求人を掲載。
  • 求人広告代理店経由:専門の代理店を通じて最適な広告運用を依頼。

どの方法が適しているかは、企業の採用ニーズや規模に応じて選択できます。

求人ボックスは地方採用にも効果がありますか?

はい、地方採用にも強みがあります。特に、無料掲載だけでも求職者にリーチできる点や、クリック課金型広告で地域ごとに露出を調整できる点が、地方企業の採用成功につながっています。実際に「地方の応募数が2倍以上に増えた」という導入事例もあります。

すでに他の求人サイトを利用していますが、併用しても問題ありませんか?

はい、問題ありません。他の求人サイトと併用することで、より多くの求職者にアプローチできます。特に、無料掲載を活用すれば追加コストなしで応募数を増やせるため、既存の採用チャネルと組み合わせて効率的に運用できます。

掲載後、どのくらいで応募が来るのでしょうか?

求人の内容や市場の状況によりますが、早い場合は掲載当日に応募が入ることもあります。特に、クリック課金型広告を活用すると露出が増え、短期間で応募を集めやすくなります。

クリック課金型広告の運用は難しくありませんか?

いいえ、簡単に運用できます。クリック単価の設定や予算管理を柔軟に調整できるため、初めての企業でも安心して導入できます。また、代理店を活用すれば、より効率的な広告運用も可能です。