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シリコンバレーのドーナツ騒動とユニークな転職活動
雑記・日記・備忘録2016年6月、シリコンバレーにある複数の企業の採用担当者に謎の箱が突然届けられる事件があった。採用担当者は身に覚えのない配達。不思議に思いつつも、箱を開けたら人気店のドーナツが入っていた!?
そして、箱にはあるメッセージが書かれていた…
Well this sure is perfect for our "Seriously?" category. Check out how this man posted his resume in a donut box. https://t.co/yQDxVnHNk0 pic.twitter.com/BkA8PTUB7V
— NewsON (@WatchNewsON) October 9, 2016
https://twitter.com/jessicascorpio/status/775402187702665216
訳:就職活動に対するクリエイティブなアプローチは大好きよ!
犯人はルーカス・イラさん。リトアニアでマーケティング担当だったルーカスさんは、よりよい仕事を求めてシリコンバレーで転職活動を始めたそうです。
しかし、転職活動は難航。百社以上に応募したが、すべて書類選考で落ちてしまいました。それもそのはず。テック業界の人気企業の求人担当者が受け取る数百~数千の応募の中から目立つことは簡単なことではありません。
起死回生の策に思いついたのが人気店のドーナツを届ける方法でした。彼は人事決定権を持つ担当者を調べ、ドーナツの箱に履歴書を入れ直接届けることを考案。配達員に扮して、履歴書へのリンクが書かれたメモも添えた箱を渡すことに成功しました。
手紙には「こんにちは。この配達は間違いではありません。私の履歴書が直接あなたに届けられるように、ポストメイツの配達員のふりをしました。ほとんどの履歴書はゴミ箱に捨てられます。私の履歴書はあなたのお腹の中にあります」と書いたそうです。
なんとドーナツをデリバリーした40社のうち10社の面接を受けることに成功。成功率は驚異の25%。そして、最終的に3社から内定をもらうことができたそうです。
シリコンバレーではドーナツが人気で、グーグルやアップルのような会社の会議では山盛りのドーナツがあるとのツイートも見受けられました。
とてもユニークな事例でしたが日本で紹介しているメディアがなかったので取り上げさせていただきました。日本でもこうしたユニークなアイデアとバイタリティのある求職者がいても全然面白いと思います。
参考:https://littlethings.com/lifestyle/man-disguises-his-resume-as-donuts