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スタジオジブリ作品の主人公バイトランキングまとめ
老若男女問わずみんな大好きな劇場アニメ『スタジオジブリ』ですが、実は登場する主人公のアルバイト比率がとても高いことに気づいていますか。
スタジオジブリは主人公を働かせるのが大好きなんです。独断と偏見でユニークなアルバイトをしている作品をランキングにしました。広い心で読んでもらえると幸いです。
第6位:紅の豚
飛行艇製造会社「ピッコロ社」の経営者の孫フィオ・ピッコロは17歳の飛行機設計技師です。現代風に置き換えると航空エンジニアと言えますね。若くして才能を開花させており、ポルコから絶大の信頼を寄せられています。
もしも令和の日本にいたら、リンクトイン経由でロケット開発のために大手宇宙機器メーカーからヘッドハンティングされるでしょう。雇用形態は不明なのと、ヒロイン的立場から第6位にさせていただきました。
第5位:平成狸合戦ぽんぽこ
化学(ばけがく)実習の卒業試験は、人間として平和的に千円を稼ぐこと。公開された1994年の東京都の最低賃金は時給634円。作中では工事現場で働くシーンがありますが、時代背景を考えると八王子市や多摩市で千円を稼ぐのは難しいでしょう。
終盤では正吉はサラリーマンとして働き、妻のキヨはスナックで働くことになりました。しかし、変化できるタヌキでも人間社会の激しいストレスに耐えられないタヌキが多いらしく身体を壊しているとのことで「よく人間は我慢できるなぁ」とタヌキに感心されていました。タヌキだってがんばってるんだよォ。
第4位:天空の城ラピュタ
主人公のパズーは、10代前半でスラッグ渓谷の鉱山で働く見習い機械工。飛行機を自作していることからも航空力学にも精通していると推測されます。宮崎駿監督は『風立ちぬ』含めて飛行機が大好きなことがよくわかります。
その後、パズーはドーラ一家に入社。以降は、機関助手として機関室で設備点検などに従事。幅広い知識と経験を積んでおり、キャリア形成の模範としておススメしたい主人公です。
第3位:ハウルの動く城
主人公のソフィーは、帽子屋のお針子として勤務していましたが、ハウルの城に掃除婦として居座るようになります。現代風に言うとアパレルショップの縫製スタッフから、家事代行スタッフに転職したと言えます。シニア採用のお手本のような作品です。
ちなみに職場恋愛と言えなくもないストーリーです。90歳になっても労働意欲が高い点と、勤勉な勤務態度を評価させていただきました。掃除・洗濯・料理を完璧にこなしており、ジブリ作品の中でもホスピタリティ精神が高い主人公ですね。
第2位:魔女の宅急便
主人公である魔女のキキは、グーチョキパン屋の粉置き場を改装して「魔女の宅急便」を開業。いまでいうウーバーイーツの先駆け的存在だと言えます。
個人事業主(フリーランス)ではあるものの、13歳でありながら配達事業という新規事業を創出した起業家精神と、最終的に配達事業を軌道に乗せた経営手腕を評価して、第2位に選出させていただきました。
第1位:千と千尋の神隠し
千尋は、ひょんなことから10歳でありながら油屋というスーパー銭湯で働くことになる。研修をしっかりこなし、先輩従業員の話もよく聞き、アルバイターのお手本のような存在。
オクサレ様に対する接客が素晴らしい点は高評価。苦境に立たされても誠心誠意頑張る姿から第1位に選ばさせていただきました。
なお湯婆婆は砂金獲得という売上に貢献した千尋を高く評価し、インセンティブ付与があるなど従業員のモチベーション管理が上手で、経営者としては非常に優秀だという意見も多いです。
スタジオジブリ作品まとめ
アルバイトという視点から見ても面白い映画ですね!