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格安料金の採用サイト制作で知っておきたい4つの注意点
採用サイト制作事業採用サイト制作の件でよくあるご質問が「他社のほうが価格が安い」「数万円ぐらいの料金でできないの?」というお話をいただきます。もちろん弊社は業界最安値の採用サイト制作会社ではありません。
ホームページ制作会社でも総額10万円以下で制作できるという会社さんも沢山あります。しかし制限が多いのも事実であり、激安制作会社がなぜ低価格で制作できるのか理由を知ることで、あとから後悔することもなくなります。今回は格安料金で依頼する際に気をつけたいポイントをまとめました。
注意点①テンプレートの限界
激安の制作会社は一般的には基本的な雛形(テンプレート)にそって作るケースがほとんどです。安い料金には理由があり、デザインはテンプレートになったり、ご自身で原稿や写真を準備したりする必要がでてきます。雛形のデザインで満足できれば費用もかからず悪くはありません。ただし
・レイアウト等できないことは多い。
・汎用的な雛形のため、デザインがイマイチ。
・追加で修正しようとすると追加費用が発生。
これらを理解・確認した上で発注したほうがいいです。engage(エンゲージ)など大手採用支援会社が無料作成できるツールを提供していますが、金額だけでなくデザインの柔軟性や求人広告の表現力にも注目して判断してほしいと思います。
注意点②初期費用が無料
「制作費用は無料!」の会社はありますが、もっとも注意していただきたいのがこのパターンです。制作費は無料ですが、ドメイン代やサーバー代がかかる場合があります。最初は費用を安く抑えて企業にアピールし、あとから月額費用で回収するのが企業側の狙いです。「制作費用0円」と謳っているWEB制作会社は大体このパターンです。
初期投資額が安いメリットはありますが、2年間でかかるコストを合計すると、むしろ割高になってしまうこともあります。ホームページは一度作れば何も変更しないかぎりは維持管理費用はほとんど不要です。サーバー・ドメイン管理費用も年間に1万円程度になります。そもそも無料で元が取れるわけがないので、どこかに利益を出すポイントがあります。事前確認もしくは契約書の確認はしっかりおこないましょう。
注意点③サーバー・ドメインの管理権限
管理権限がWEB制作会社にしかない場合は、契約を打ち切るとホームページが消されてしまう場合があります。特にドメイン名(サイトURL)は名刺やあらゆる部分に入っているため、ドメイン名が使えなくなると大変なことになります。
そのため制作業者との契約を切りたくても切ることができないといった最悪の事態に発生します。契約する前に契約終了した際のドメインやサーバーの確認は必要不可欠です。
場合によってはドメインとサーバーだけは自社管理(もしくはドメインだけ自社で取得する等)という方法も検討してもいいと思います。サイトも会社の財産ですので、契約終了したら全て失うという事態は絶対に避けなければなりません。
注意点④リース契約に要注意
ホームページをリース契約で売っている会社があります。一括して費用が払えないけれどホームページは欲しいというケースもあると思いますが、リース契約は注意してください。この販売手法は一時期とても問題になりました。
クライアント側の知識不足や押しの弱さにつけこんで法外な金額でホームページを販売する業者(販売トークがおそろしく上手です。)が多くいたからです。悪い業者は月額5万円の2年~5年契約を勧めてきます。
つまり初期費用は無料でも「月額5万円×24ヶ月=120万円」がかかる仕組みなんです!しかも一度契約したら、途中で契約解除できず、契約解除を希望しても違約金を請求してきたり、大変な目にあった企業もいます。
価格例
弊社のサイト制作:30万円(初期費用)+月額0円=総額30万円(年間)
他社のサイト制作:0円(初期費用)+月額5万円=総額60万円(年間)
まとめ
低価格をアピールしている会社さんの中にも素晴らしい会社さんもいますが、悪い会社さんに騙されないようにするために注意点をまとめさせていただきました。最終的には発注元の企業様が、どういったサイトにしたいのか。集客したいのかどうか。サイトを制作する目的や目標は何かを明確にする必要があります。
そこから逆算して適切な予算を導き出し、制作会社に依頼ができれば、あとから後悔することもなくなります。メリット・デメリットを理解して採用が上手くいくことを祈っています。