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営業電話はありがたい?問い合わせゼロ企業こそ危ない理由
採用手法・採用知識ある日、いつものように自宅でパソコン作業していると、一本の営業電話がかかってきました。相手はなんと大手求人媒体の営業さん。社名を聞いた瞬間に一瞬ヒヤリとしたものの、ごく普通の営業トークで、こちらも平常心を取り戻しました。
実は当社、創業以来一度も求人広告にお金を使ったことがありません。なので、求人メディアから営業電話が来るなんて、ほとんどUFO遭遇レベルの珍しさなんです。
そもそも、なぜウチに?
多くの求人媒体は「他社が出稿してる=人手不足=営業チャンス!」というロジックで営業先を選定します。広告費を投下している企業は“需要あり”と見られるので、営業効率もよくなります。
そんな中、広告出稿歴ゼロの我が社に電話してきたということは、何かの営業リストに引っかかったのでしょう。
…とはいえ、心当たりがまったくないわけでもありません(あえて詳細は控えますが、営業リストってどこでどうつながっているのか分かりませんからね…)。
営業電話は認知の証である
ここからが本題ですが、当社では営業電話や営業メールも、一つのマーケティング指標(マーケティング成果)としてチェックしています。
なんで営業電話やメールなんかを評価指標に?と、経営者やマーケ担当者に驚かれることもありますが、理由はシンプルです。
営業が来るということは、
- どこかのリストに載った(=調査対象になった)
- 顧客になり得ると見なされた(=存在感がある)
というマーケティング上の“認知”の証拠なのです。
むしろ、何の営業も来ない会社のほうがヤバい。ネットにも会社情報を出してるのに、電話もメールもDMもない。これは完全に“気づかれていない”というサインです。
「営業モテ期」という幻想に憧れて
ちなみに、営業電話がガンガン来る状態のことを一部界隈では「営業モテ期」と呼ぶそうです。
電話やメール以外に巻物もあるそうです。「1日10件電話が来る」なんて話も聞きますが、当社はまだまだその領域には至っていません。
ただ正直、『営業がチヤホヤしてくれる企業ランキング』みたいなものがあったら、一度は載ってみたいという野望はあります(営業の皆さん、よろしくどうぞ)。
営業に見捨てられない企業でありたい
もちろん、現実的には営業電話が多すぎると業務に支障が出るので限度はあります。ですが、誰からも連絡が来ないよりはマシです。
世の中から存在をスルーされない企業になれるよう、営業から「電話する価値もない」と見捨てらないように頑張りたいと思います。
当社では営業電話に寛大な企業様を募集しています。