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人材要件と募集要項を方向転換して成功した企業の話
雑記・日記・備忘録採用経験が少ない若い会社に伝えているのは「採用は2~3回失敗するもの」ということです。最初から成功する企業なんていません。失敗から学び、次に生かすことが重要です。
よく言われがちなのが求人広告の媒体側や人材紹介会社の責任にすることです。もちろん媒体の可能性もありますが、すべてが媒体側の責任とは言い切れません。
うまく改善できない企業事例として、失敗の原因を媒体側にして毎回媒体を変更する採用担当者です。相性のいい媒体を探す行為も大切ですが、自社の時給や募集条件は低くないかを振り返ることも大切です。
そういう意味では常に営業担当に意見を求める企業や、状況に合わせて柔軟に対応する企業は採用に強いです。『唯一生き残るのは変化できる者である』とは自然科学者ダーウィンの名言ですが、採用にも同じことが言えます。
柔軟に変化させた企業事例①
ある企業は掲載開始後、あまり反響がありませんでした。普通なら「全然効果ないじゃん!」と怒られるところですが…
社長「そもそもこの仕事ならリモートワーク(在宅勤務)でも大丈夫だと考え直しました。オフィスに出社義務を求める我々の考え方が間違っていました。」
大手企業ではないとはいえ、柔軟に対応できる点に驚きました。その後、結婚や出産で退職したけれども社会復帰したい女性からの応募が一気に増えたそうです。
柔軟に変化させた企業事例②
ある企業は求めるスキル経験とは違う人から応募がありました。普通なら「応募者の質が低い…」と怒られるところですが…
社長「Aさんの経歴を見るに今回の募集職種よりも、違う領域の仕事を任せたほうが適任でした。Aさんが入社すればその領域の仕事は任せられるので、今回の募集職種は我々がカバーすることにしました。」
適材適所のお手本のような会社だと思いました。その会社が成長している理由もなんとなくわかりますね。
失敗は成功の母という言葉がありますが、失敗から何を学ぶかが重要。大切なのは最初から失敗を恐れないことと他責にしないことです。当社では改善中毒の企業様からのご連絡をお待ちしております。