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ポプテピピックから学ぶ求人広告論
求人広告・求人媒体2020年にファンソビ様のアルバイト募集を担当させて頂きました。広告表現は一任していただけましたので、本当に自由に作らさせていただきました。
求人広告の広告表現には大きく2つの目的(手法)があります。一つは広告をクリックさせるのが目的の表現方法。2つ目が応募させるのが目的の表現方法。
例えば「週3日から居酒屋でホールスタッフの募集!」系は応募させるのが目的の広告表現です。タイトルだけで何の仕事なのかが想像できますよね。この2つの表現方法は両立できないので、状況に応じて選択する必要があります。
2つの表現方法はそれぞれメリット、デメリットがあります。クリックさせるのが目的なのはクリックに目標を置いているので、ユーザーの目につきやすくクリック率が高いです。
しかし、キャッチコピーだけでは何の仕事なのかわかりづらいため応募率は低い傾向にあります。逆に応募させるのが目的の表現方法はクリック率こそ低い傾向にありますが、絞り込んだユーザーだけがクリックするため、応募率は高い傾向にあります。
今回の募集は建築・土木関連の仕事になります。建築土木系は不人気職種だったため、クリック率を優先させた広告表現にしました。
メイン画像にポプテピピックを選んだ理由は、世代別の認知度、書きやすさ、わかりやすさ、求人広告への応用しやすさを総合的に判断した結果、ポプテピピックを選びました。
キャッチコピーにはターゲット層や募集企業の雰囲気を加味して、大流行している『鬼滅の刃』を取り入れてみました。
余談ですが、2020年12月時点のバイトルで『全集中』と検索(関東エリア)すると28万件中15件ヒットしましたが、意外に少ないと思いました。認知度では全世代を通じて圧倒的に強いので、もっと活用されていても良さそうですが、意外に真面目な営業が多いのかもしれませんね( ̄▽ ̄;)
結果的に上記の広告表現で初日の原稿クリック率45%。週平均で25%という結果でしたが、残念ながら応募にはつながりませんでした。
掲載期間で2~3件の応募があれば上出来と考えていましたが、やはり土木関連の求人は難しいと再認識させられました。期待していただいた企業様には申し訳ありませんが、今回の反省を次回に生かしたいと思います。
弊社ではエイサイハラマスコイ踊りが大好きな採用担当者様、ならびにポプテピピック的な圧倒的なクソ表現でも問題ないと言っていただける企業様をお待ちしております。