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アフターコロナ時代の求人広告や仕事探しの変化
雑記・日記・備忘録ようやく東京でも緊急事態宣言が解除され、以前の日常が少しずつ戻ってきています。しかし、全てが戻るわけでもなく、アフターコロナと呼ばれる感染予防を主眼に置いた新しい生活様式が求められおり、求人広告も例外ではありません。
主婦ジョブを運営している株式会社ビースタイルが実施したアンケート調査によると求人を見る際のポイントにも変化が表れていることがわかります。特に気になった二つの質問と回答結果について考察したいと思います。
質問①:求人を見る際に、いつもより気にして見ているポイントはありますか?
人との接点がどれだけあるかを見る:36%
職場でのコロナ対策について記載があるか:30%
参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000479.000003176.html
接客サービス業は、仕事内容の説明で「マスク着用義務(マスク支給)」「アクリル板設置」「アルコール消毒実施」「座席は間隔を置いて座ってもらうことになっている」「セルフサービスのため接客業務は最低限のみ」「販売職でも店員側からの声掛けはしないルール」といった対応の有無ならびに詳細な記載が求められてきます。
質問②:新型コロナウイルス感染拡大前と後で、お仕事探しに変化はありましたか?
仕事探しの意欲が下がった:38.6%
電車など公共交通機関での通勤を避けて探すようになった:29.4%
また求職中の方は「仕事探しをする意欲が下がった」と約40%回答しているものの「面接に進めなくなった」「応募しても連絡がない」といった企業側の対応に問題があることが原因でした。
企業側も応募連絡の無視はよくありませんが、それどころではない企業もあると考えると致し方ないのかもしれません。
一方で、副業やダブルワーク先を探す人も増えたとアンケートではあります。数年前から副業解禁の流れがあり、副業・兼業のニーズが高まっていますが、今後は容認しているかどうかの説明がより強く求められると思います。
合わせて求人原稿や採用ホームページで在宅勤務(リモートワーク)の実施状況や適用・運用ルールについて説明があると親切と言えるでしょう。
これらの調査結果は緊急事態宣言中という求職者も敏感な時期のアンケートだったことや、あくまで主婦層限定の意見であることを考慮しなければいけませんが、少なくとも今後しばらくは上記の視点で仕事探しをする人が一定数いることを営業担当なら理解し対応しなければいけないと思います。
求職者が安心して応募できる求人原稿をつくってあげましょう!
求職者がどんな情報を知りたがっているのかを理解し説明することは、求人掲載側にとっても応募数さらには定着率向上に繋がっていきますので積極的に取り入れてほしいと思います。
当社ではリモート商談中に部屋の文鳥が鳴いても気にしない採用担当者様からのお問い合わせをお待ちしています。