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会社名の由来|社名の決め方と創業時の考え
会社を作るとき、意外と悩むのが「会社名」です。
社名には創業者の理念を込めるケースも多く、社名の由来を聞くと壮大なストーリーが出てくることも珍しくありません。
一方で、当社「リクエストエージェント」の社名は、そんな立派な理念から生まれたものではなく、かなり現実的な理由の積み重ねで決まりました。
今回は、質問されることもあるので会社名「リクエストエージェント」の由来と、起業時に考えた社名の決め方について書き残しておこうと思います。
これから起業する人や、会社名のネーミングを考えている人の参考になれば幸いです。
目次
会社名「リクエストエージェント」の由来
当社の社名は「リクエストエージェント」です。
一般的な企業のように
- 創業者の理念
- 未来の理想像
- 壮大なビジョン
といったものから名付けたわけではありません。
むしろ実際は逆で、消去法で決めていった結果この名前に落ち着いたというのが正直なところです。
いくつかの条件を決め、その条件に合わないものを除いていった結果、最終的に「リクエストエージェント」という社名になりました。
社名を決めるときに最初に決めたルール
会社名を考える際、最初にいくつかのルールを決めました。
起業する人の多くは「理念」から社名を作りますが、私はまず避けたい名前の条件を整理することから始めました。
英語の社名は避ける
まず決めたのは、アルファベットの社名を避けることでした。
これまで社会人として仕事をする中で、アルファベットの会社名は意外と不便だと感じる場面が多かったからです。
例えば
- 大文字なのか小文字なのか
- 正しいスペルは何か
- メールアドレスが覚えにくい
といった小さなストレスが発生します。
英語が得意な人なら問題ないのかもしれませんが、私は英語が得意ではないので、たまに「この会社名はどう発音するんだろう…」と思うことが年に数回あります。
海外展開を前提にしている会社なら英語表記でもいいと思いますが、国内企業との取引が中心になる当社にとっては、日本語のほうが分かりやすいと判断しました。
ひらがなの社名も避ける
次に避けたのがひらがなの社名です。
理由はシンプルで、文章の中で読みづらいからです。
例えば
株式会社はてなは上場企業です。
この文章を見たとき、一瞬どこで区切ればいいのか迷う人もいると思います。実際に「はてな」の社員の方も、セミナーで同じ悩みを話していました。
そのため、当社の社名は漢字またはカタカナという条件で考えることにしました。
インパクトのある社名はやめた理由
友人や後輩からは
- 威風堂々
- 天下無双
- 全国制覇
など、インパクトのある社名を提案されました。
「レッドオーシャンの市場で戦うなら、一瞬で覚えてもらえる名前がいい」というアドバイスです。確かに理屈は分かります。
ただ、電話対応で「株式会社 天下無双です」と言う自分を想像すると、少し恥ずかしかったので却下しました。
創業者の名前を社名にするパターン
企業の社名を調べてみると、創業者の名前をそのまま社名にしている会社も多くあります。
例えば
- ワタミ(渡邉美樹)
- 秋田書店(秋田貞夫)
- 穴吹工務店(穴吹喜作)
- 江崎グリコ(江崎利一)
- 本田技研工業(本田宗一郎)
などです。
シンプルで分かりやすい方法ですが、個人的に少し照れくさかったので、この方法も採用しませんでした。
却下した社名アイデア
ちなみに、こんな社名も一瞬だけ考えました。
合同会社株式会社合同会社
登記上は問題ない気がしますが、怪しさが強すぎるので即却下です。
「エージェント」を社名に入れた理由
当社は人材業界を主な事業領域としているため、エージェントという言葉を社名に入れることにしました。
理由はシンプルで社名だけで業種が分かるようにしたかったからです。
例えば
- サッポロビール
- 武田薬品
- 伊藤ハム
などは、社名を見るだけで何をしている会社か想像できます。
エージェントという言葉は「代理人・仲介業者」という意味なので、求人広告代理店が使っても違和感はありません。
最終的に「リクエストエージェント」に決定
こうして条件を整理していった結果、最終的に残ったのがリクエストエージェントという社名でした。
文字数は少し長いですが
- 嫌味がない
- 読みやすい
- 業種が分かる
という点で気に入っています。
リクルートエージェントと少し似ていますが、現在はリクルートキャリアに社名変更されていることもあり、問題ないだろうと判断して登記しました。
まとめ|会社名は後から意味が生まれる
将来的に社名変更する可能性はゼロではありません。リクルートも創業当初は「大学新聞広告社」という社名でしたし、企業が成長する中で社名が変わることは珍しくありません。
事業内容が大きく変われば、社名を変える可能性もあると思います。ただ、もし将来「リクエー」という略称が定着したら、それはそれで面白いなと思っています。
取らぬ狸の皮算用ですが。

