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スタジオジブリ作品の主人公バイトランキングまとめ
日常記録・雑感備忘
老若男女に愛される劇場アニメ『スタジオジブリ』。壮大な物語や心に残る名シーンが魅力ですが、実はもう一つの共通点があることに気づいているでしょうか。それは「主人公キャラがよく働いている」ということです。
ジブリ作品には、鉱山で働く少年、パン屋で修行する魔女、航空エンジニア、銭湯でアルバイトをする少女など、意外なほど「仕事をしている主人公」が数多く登場します。
そこで今回は、名言や名シーンを振り返りながら、ユニークなアルバイトや職業で働くジブリ主人公たちを独断ランキングで紹介します。ぜひ広い心で楽しみながら読んでみてください。
目次
第9位:もののけ姫

『もののけ姫』で特に注目したいのが、エボシ御前が率いる「タタラ場」の組織運営です。
タタラ場では、鉄づくりという重労働を女性たちが中心となって担っています。当時の時代背景を考えるとかなり先進的で、現代風に言えば『女性活躍推進型の製造ベンチャー企業』と言えるかもしれません。
さらに、病人や行き場のない人々も積極的に雇用しており、多様な人材を受け入れるダイバーシティ経営の側面も見えてきます。単なるファンタジー作品に見えて、実はかなり「組織論」「労働論」に踏み込んだ作品です。
ただ、今回はメインキャラではないため第9位にランクインさせていただきました。
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第8位:紅の豚

飛行艇製造会社「ピッコロ社」の経営者の孫フィオ・ピッコロは17歳の飛行機設計技師です。現代風に置き換えると航空エンジニアと言えますね。若くして才能を開花させており、ポルコから絶大な信頼を寄せられています。
もしも令和の日本にいたら、リンクトイン経由でロケット開発のために大手宇宙機器メーカーからヘッドハンティングされるでしょう。
セリフ『ちゃんとガス代も請求書に入れときますからね』『さっきの請求書水増ししとけばよかった!』と経理としても才能の片りんを見せつけています。雇用形態は不明なのと、ヒロイン的立場から第6位にさせていただきました。
第7位:平成狸合戦ぽんぽこ

化学(ばけがく)実習の卒業試験は、人間として平和的に千円を稼ぐこと。公開された1994年の東京都の最低賃金は時給634円。作中では工事現場で働くシーンがありますが、時代背景を考えると八王子市や多摩市で千円を稼ぐのは難しいでしょう。
終盤では正吉はサラリーマンとして働き、妻のキヨは夜のスナックで働くことになりました。しかし、変化できるタヌキでも人間社会の激しいストレスに耐えられないタヌキが多いらしく身体を壊しているとのことで「よく人間は我慢できるなぁ」とタヌキに感心されていました。タヌキだってがんばってるんだよォ。
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第6位:コクリコ坂から

主人公の松崎海は、高校に通いながら下宿屋「コクリコ荘」を切り盛りしています。朝早く起きて朝食を作り、掃除や洗濯をこなし、下宿人たちの生活を支える姿は、もはや高校生のレベルを超えています。
現代で言えば「学生をしながら実家の家業を手伝っている状態」に近く、生活感のある働く描写が非常にリアルです。
派手なバトルや冒険はありませんが、毎日コツコツと生活を支える働き方が丁寧に描かれており「仕事=誰かの日常を支えること」というジブリらしい価値観を感じられます。
第5位:天空の城ラピュタ

主人公のパズーは、10代前半でスラッグ渓谷の鉱山で働く見習い機械工。飛行機を自作していることからも航空力学にも精通していると推測されます。宮崎駿監督は『風立ちぬ』含めて飛行機が大好きなことがよくわかります。
その後、パズーはドーラ一家に中途入社。以降は、機関助手として機関室で設備点検などに従事。幅広い知識と経験を積んでおり、キャリアステップの模範としておススメしたい主人公です。
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第4位:風立ちぬ

主人公の堀越二郎は、飛行機設計に人生を捧げた航空技術者です。ジブリ作品の中でも特に「仕事そのもの」が物語の中心になっている珍しい作品と言えるでしょう。
学生時代から航空工学を学び、メーカーへ就職。設計・試作・会議・現場確認・徹夜作業など、現代のメーカー勤務そのままの働き方が描かれています。現代風に言えば、重工メーカーのエンジニア職ですね。
特に印象的なのが「美しい飛行機を作りたい」という強烈な職人気質です。利益や出世だけではなく、自分の理想を追求する姿勢は、多くの技術職・クリエイター職にも刺さる部分があります。
一方で、仕事に没頭するあまり私生活との両立が難しくなる描写もあり、まさに“仕事人間”のリアルも描かれています。働くことの夢と厳しさ、その両方が詰まった作品と言えるでしょう。
第3位:ハウルの動く城

主人公のソフィーは、帽子屋のお針子として勤務していましたが、ハウルの城に掃除婦として居座るようになります。現代風に言うとアパレルショップの縫製スタッフから、家事代行スタッフに転職したと言えます。シニア採用のお手本のような作品です。
ちなみに職場恋愛と言えなくもないストーリーです。90歳になっても労働意欲が高い点と、勤勉な勤務態度を評価させていただきました。掃除・洗濯・料理を完璧にこなしており、ジブリ作品の中でもホスピタリティ精神が高い主人公ですね。名言『昔から言うじゃない、一流は場所を選ばないって』と自信があらわれています。
第2位:魔女の宅急便

主人公の魔女キキは、グーチョキパン屋の粉置き場を改装した部屋を拠点に「魔女の宅急便」を開業します。空を飛べる能力を活かして荷物を届けるこの仕事は、現代風に言えばウーバーイーツの先駆け的存在だと言えます。
キキは個人事業主(フリーランス)として仕事を始めますが、注目すべきはその年齢です。わずか13歳で配達サービスというビジネスを立ち上げ、試行錯誤を重ねながら少しずつ顧客を増やしていきます。
魔法という特技をビジネスに変えた発想力と、最終的に配達事業を軌道に乗せた行動力は、まさに若き起業家と言えるでしょう。起業家精神と経営センスを評価し、第2位に選出しました。
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第1位:千と千尋の神隠し

主人公の千尋は、ひょんなことから10歳でありながら『油屋』というスーパー銭湯で働くことになります。新人研修をしっかりこなし、先輩従業員の話もよく聞き、アルバイターのお手本のような存在。
「ここで働かせてください!ここで働きたいんです!」というセリフは、憧れの職場で働きたいときの覚悟を示す名言として印象に残ります。仕事を得るために必死に思いを伝える姿勢は、多くの人の心に響くシーンでもあります。
特に評価したいのが、腐れ神『オクサレ様』を対応した接客シーンです。周囲が敬遠する状況でも逃げずに向き合い、結果として大きな成果を生み出しました。困難な状況でも誠心誠意仕事に向き合う姿勢は、まさに働く者の理想像と言えるでしょう。そうした責任感と成長の物語を評価し、第1位に選出しました。
なお、経営者である湯婆婆のマネジメントも興味深い点です。砂金という大きな売上に貢献した千尋を高く評価し、インセンティブのような形で報酬を与えるなど、従業員のモチベーション管理が巧みです。結果主義の側面はあるものの、経営者としては非常に優秀だという見方もできるでしょう。
スタジオジブリ作品まとめ
アルバイトという視点で振り返ってみると、スタジオジブリ作品の主人公たちは意外なほど働き者であることに気づかされます。物語の中では冒険や友情、成長といったテーマが描かれていますが、その裏側にはしっかりと「働く姿」が存在しています。
次にジブリ作品を観るときは、ストーリーや名シーンだけでなく、主人公たちがどんな仕事をしているのかにもぜひ注目してみてください。
物語の合間に見えるアルバイトや仕事のシーンに「なるほど」と思わずニヤリとしてしまうと同時に、働くことの意味や楽しさについても新たな発見があるかもしれません。

