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絶対に成功するコンテンツマーケとオウンドメディア最強方程式
最近、ライターの方とお会いしたり、オウンドメディアのメリット・デメリットについて質問されたりするので運営の秘訣や注意点をまとめました。
オウンドメディアの絶対条件
オウンドメディア運営に必要なスキル経験を質問されましたが、私が最終的に辿り着いた答えは精神論です。必要なスキルとして、SEO対策、ライティング全般、編集ディレクション関連、著作権、Googleアナリティクス、アクセス解析、競合分析方法、コンテンツ戦略など色々と挙げられますが、一番大事なのは根性だと思います。
根性をもう少しわかりやすく置き換えると更新数になります。昔、個人事業主に営業をしていたときに、アメブロをやっている方が多かったですが、SEO対策の知識もない人が月間PV20万PVだったりして驚きました。
なんでそんなにアクセスが多いのか理由を聞いてみると全員が最低3年以上blogを継続しているのがわかりました。3年以上定期的に継続していると自然に固定ファンも付きますし、更新を楽しみにする読者登録数も増えていきます。
知識だけあるヒトのメディアよりも、毎日更新する未経験のブロガーのほうがアクセス数が増えるので、量は質を凌駕すると言えます。極論、デザインとかユーザビリティは最初は無視してもいいと思っています。理屈をこねる人よりも、行動派の人が編集長に向いています。
よく運営しているメディアの更新頻度について「努力家ですね」と言われることがありますが、決して才能があったり努力家なのではなく、更新頻度を上げないと大手や先行者に勝てないから更新しているだけです。
営業職で例えると毎日テレアポ100件継続する人が最終的に勝ちます。どれだけ営業トークが優れていても毎日10件しか電話をしない人は負けるでしょう。メディアも全く同じです。
そしてメディアはゴールがありません。どんな人気サイトも更新を途中で中断すると少しずつ下降線をたどっていきます。どんな業種も既存顧客だけでやっていないでしょうし、メディアという競合他社が多いレッドオーシャン市場では特に衰退が顕著だと思います。
弊社が運営している採用百科事典は求職者向けではなく、採用担当者向けと専門性が高いため競合他社は少ないですが、それでもキーワード単位で比較すると競合は物凄く多いです。
メディアの目標や運営方針にもよりますが、最優先されるべき能力は根性です。編プロ出身などのスキル経験を重要視する人がいますが、外注前提であれば業種業態にまでこだわった専門的なスキルや経験はそれほど重要ではない場合もあります。
必要不可欠な外注体制と注意点
メディア運営に外注は必要不可欠だと思います。メディアの規模や方向性にもよりますが、利益を出しに行きたい場合は一人運営体制だと限界があります。一人だといつか力尽きますので、複数体制で運営する必要があります。特にライティングは外注で対応しているメディアがほとんどです。
最近は便利なマッチングサービスが増えているので、フリーランスのライターを探すのに苦労しなくなりました。選択肢はいくつかありますが、クラウドワークスやランサーズで募集する方法が一般的です。
募集する際のポイントは単価・報酬です。ライターに飛ばれる(逃げられる)ことも頻繁にあるので、低賃金で募集するのは良くないと考えています。外注で上手くいっていない企業は、低賃金か担当者のコミュニケーションスキルに問題があると思います。
オウンドメディアを運営するデメリットはとにかく面倒な点です。内製化(インハウス化)の難しさはすでに書いていますが、外注していても大変です。
募集・選考・支払・校閲・校正・調整・公開・各種更新などこまかい作業が多く、複数のライターとコミュニケーションロスなく進めるのは難しいです。コミュニケーションエラーが発生している企業の評判をよく聞かれます。
成功するメディアの定義と秘訣
今後成功するメディアは専門性の高いメディアです。なぜなら真似できないからです。未経験の主婦や学生が副業感覚で書いた記事は差別化ができていないので、どんなに記事が多くてもアクセス成長率は遅いです。また専門性が低いと簡単に真似できるので、大手企業が物量作戦で対抗してくると勝ち目はありません。
ただ専門性の高いメディアも簡単ではありません。例えば税理士や社労士は多いですが、税理士でライティングスキルの高い人はほとんどいません。専門性の高いライターは希少価値が高いのでもっと優遇されるべきだと思いますし、優遇していない会社はライターの入れ替わりが激しく苦労しています。
結論まとめ
オウンドメディア(コンテンツマーケティング)を始める企業は自社でなんとかしたい企業が多いですが、予算があれば編集体制ごと外注するのがおススメです。リスクや更新ストレスなく運営することができます。
更新できないまま中途半端に継続するくらいなら中断もしくは閉鎖したほうがいいと思います。お金を渋っても良いことはないので専門家に任せましょう。当社ではオウンドメディアを成功させたい企業様を募集しています。