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求人広告の打ち合わせをスムーズに進める25のポイント
求人広告・求人媒体求人広告を出稿する前に、各媒体担当者と打ち合わせをおこなう人も多いはず。しかし忙しくてスムーズに終わらせたい場合や、メールや電話だけで打ち合わせをする際に必要な情報を3つのカテゴリーごとにまとめてみました。
はじめに
「詳細は打ち合わせ当日に話しましょう」となるパターンも多いと思いますが、出来るだけ打ち合わせ前にお互い情報共有する事が、当日の打ち合わせをスムーズにしてくれます。
初回打ち合わせなら事前にメールで質問点や聞きたいことを送ると、打ち合わせ当日にはある程度の回答が得られます。打ち合わせの目的や確認事項を事前に連絡しておくとより親切です。
会社の状況
1.会社の理念・沿革・創業理由
2.サービスの特徴や会社の雰囲気
3.現在抱えている登録者数や稼働率
4.登録単価や稼働単価(派遣企業対象)
5.平均年齢・男女比・退職率・勤続年数
6.繁忙期・平均退社時間・会社業績関連
7.社員旅行や忘年会など会社イベントの有無
採用コンセプトを決めるうえでも大事なのが会社情報です。意外に忘れがちなのが働く上での価値観。募集要項や条件面だけ話すのではなく、会社のことを伝えると営業担当者の理解度が深まります。
特にHPに掲載していない情報は担当者も把握できない為、自社の優位性や業界のポジショニングも伝えることで、より深い提案をもらえます。業者扱いせずに、まずは会社がどんなサービスを展開しているのか説明してあげましょう。
採用の状況
8.利用している求人広告媒体
9.求人広告媒体の応募単価・採用単価
10.求人広告媒体以外の求人募集方法
11.応募者の面接率・内定率・採用率・定着率
12.想定される採用課題
13.求人募集で使える広告予算
14.求人広告媒体の満足度
15.ベンチマークしている競合他社
採用の状況が原稿制作の一番のヒントになります。面接率や内定率。採用率や定着率を正確に把握するのは困難だと思いますので、ざっくりでも構いません。体感の応募数字や「〇日で辞める人が最近多い」などの採用状況を振り返ってみましょう。
ベンチマークしたい競合名もしくは気になっている近隣の店舗名を事前に伝えておくと、媒体担当者が採用事例や業界の採用動向などの資料を揃えてくれることが多いです。また定期的に情報を提供してくれやすくなります。
募集背景や募集状況
16.応募した人にはどんな人がいるか。応募者の傾向
17.採用した人にはどんな人がいるか。採用者の傾向
18.どういった案件が強いか(派遣企業対象)
19.理想の応募者の設定1(職種・スキル・その他)
20.理想の応募者の設定2(雇用形態・時間帯・年齢)
21.具体的に求める人物像はどんな人なのか
22.直近で困っている案件
23.すぐに集めなければいけない案件
24.募集期間について
25.年間の採用計画
「web応募よりも電話応募のほうが嬉しい」「データ上の応募数よりも体感応募は少なかった」等もしっかり伝えることが改善のヒントに繋がります。理想的な応募者と一緒に、現実的な応募者データも伝えてあげてもいいかもしれません。
まとめ
「足元を見られるから言いたくない」という採用担当者も多いかもしれません。しかし担当者も採用状況や採用予算を教えてもらえず、提案できるサービスがわからなくて困っているかもしれません。採用を成功に導くためにはまず求人広告媒体の担当者に「自社のことを知ってもらう」ことが必要です。
最適な提案をもらうために、まずは営業担当者に会社のことを理解してもらうのが一番です。まずは自社のファンになってもらいましょう。そして「この会社のために頑張ろう」と思ってくれれば力強い味方になります。信頼関係を構築して、採用に取り組んでほしいと思います。