BLOG
大雪警報時の企業対応から考えるホワイト企業の特徴と見分け方の話
採用手法・採用知識
本日、都心では大雪となりました。
ネット上では「大雪の日に早めの帰宅命令を出す会社はホワイト企業だ」といった投稿も見かけましたが、正直なところそれだけでホワイト企業かどうかを判断するのは難しいと感じます。
というのも、わざわざ公式ツイッターなどで帰宅指示を発信する企業は多くありません。実際には、社内チャットやメールで静かに連絡する会社のほうが大半でしょう。
今日の都内は「前日に」国交省が警告を出したほどの大雪。今日の午後になって早めの帰宅指示する程度で「ホワイト企業」と認定するのはどうかと。ホントのホワイト企業は、昨晩のうちに「明日は大雪。出社は自己判断で。無理に出社しなくてもOK」とか指示するのでは?
こうした意見もあり、たしかに一理あるなと思いました。昨日の時点で在宅勤務や出社判断を個人に委ねる指示が出ていれば、混乱はかなり減ったはずです。
実際、東京都内では電車通勤が主流のため、新宿駅や渋谷駅ではホームが大混雑し、入場規制も発生したそうです。「早く帰れ」と言われても、帰る手段がないという状況も起きていました。
今日はたまたまアポイントがなく助かりましたが、もし営業の立場だったら、無理をしてでも訪問していたかもしれません。昔、「雪が降ったときこそ訪問しろ。相手も《そこまでして来てくれたなら》と評価してくれる」と言われたことがあります。今思うと、なかなかロックな価値観ですね(笑)。
一方で、雪の日だからこそ売上が伸びる業種があるのも事実です。すべての企業が一斉に「帰宅指示=優良企業アピール」をしてしまうと、現場が成り立たない業界もあります。
リモートワークができない仕事はまだ多く、医療・交通インフラ・小売・飲食などは、簡単に止められません。身近な存在であるコンビニや、松屋、吉野家が営業していると、利用者としては本当に助かります。
一方で、そこで働く人の大変さを思うと、頭が下がる気持ちにもなります。多くの人の支えがあって、日常や経済が回っていることを実感した一日でした。
今すごい人出不足なんだから、企業は「就活生の皆さん!わが社は今日、全社員に早退と明日の朝も自分で判断して半休にしていいと言う指令を出しました。我が社はそういう会社です!」ってアピールすればいいし、人材紹介会社も、今日社員をさっさと帰らせた会社の一覧表を作って就活生に開示すればいい。
一瞬「たしかに」と思い、リストを作ろうかとも考えました。ただ、帰宅指示の有無だけでホワイト企業かどうかを判断するのは、やはり違うと思い直しました。
もしそんなリストが一人歩きしたら、飲食業界やサービス業は、ますます「ブラック」と一括りにされてしまいます。夕方には、早めに帰宅しようとした会社員が駅に殺到し、長蛇の列ができたそうです。
状況によっては「今帰ってもどうせ電車に乗れないから、少し仕事を進めよう」という判断をした会社があっても不思議ではありません。時間の使い方としては、案外合理的だったりもします。
今日は、いつも以上に「当たり前に営業してくれている店や人」に感謝した一日でした。当社では大雪の日でも通常営業を頑張っている、採用にお困りの企業からのご相談をお待ちしています。

