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トイレの神様から考える清掃業の求人広告と仕事内容の書き方
採用手法・採用知識出オチなんですが、トイレの神様は関係なく、清掃業について真面目に考えてみたいと思います。
清掃業と言えば一般的に「キツイ」「厳しい」「クサイ」「給料が安い」などネガティブなイメージが強い業界で、求人としても人気の業界とは言えず苦戦しがちな職種の一つです。
またアナログな会社が多く存在し、タウンワークなどフリーペーパーを利用する文化が強く(応募してほしいターゲットが若者ではないことも影響)、弊社が得意とするようなウェブ領域とは真逆だったりします。
たまにウェブ系求人広告でも見かけることがありますが、とにかく求人広告の質が悪いことが他人事ながら気になります。仕事内容に「清掃業のお仕事です」の一言で終わっているのも珍しくありません。主婦層を相手にしている場合でも仕事内容は具体的に書くべきです。
フリーペーパーや折込求人と違い文字数も豊富なのがネット求人情報サイトの最大の特徴ですから、もっと有効活用するようにしましょう。今回はトイレに限定した清掃業についてノウハウをまとめました。以下に書いた項目を洗い出すと、求職者に優しい親切な求人募集になります。
- 清掃するトイレは和式なの?洋式なの?
- 清掃するトイレの数は?トイレの広さは?
- 室内トイレなのか?室外トイレなのか?
- トイレ掃除する器具は?どんなブラシなの?
- どんな人が利用しているトイレなの?場所は?
- トイレ掃除する服装は?制服支給?夏は暑くて冬は寒いの?
- トイレ掃除する時間帯は?早朝なの?深夜なの?
- 一緒に作業する人はいるの?一人で掃除するの?
トイレ掃除と一言で言っても様々なタイプがあり差別化は簡単。魅力を打ち出してトイレの神様ならぬトイレの専門家を募集してほしいと思います。清少納言も言っていました。「枕の掃除」つってね。
トイレの中には一日数万人が利用するトイレの場合もあると思います。トイレ掃除しないと数万人が困ってしまいます。それを一人の力でピカピカにすると数万人が助かります。それって超凄くないですか?「誰でもできる仕事です」なんて書くよりも、もっと伝えるべき内容はあるはずです。
仕事内容にトイレ掃除と書く企業が普通ですが、トイレをキレイにするのが仕事ではなく、トイレという空間で満足してもらうのが本当の仕事内容ではないでしょうか。ピッカピカにすると最高に気持ちいいですし、利用する人も気持ちいいいですよね。
トイレにこそ、その施設のサービスの本質が現れると思います。トイレがキレイな施設はサービスも素晴らしいです。トイレがキレイかどうかで利用客の気分が全然違うことを知っているからです。
トイレ掃除は楽じゃないですが(むしろ重労働の場合もあります)、最高のサービス業だと言える仕事です。
当社ではトイレ掃除の魅力をもっと伝えたいと考えている企業様をお待ちしております。