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大学生がバイト探しと求人応募するタイミングの話
採用手法・採用知識ある採用担当者が応募お知らせメールが届いたから速攻で折り返しの電話をしたのに繋がらない人が多すぎるというコメントを見つけました。応募から1分以内に折り返しの電話をしているのになぜ連絡がつかないのかと嘆いていましたが、連絡がつかないのは理由があります。
確認したところ飲食店の募集だったので、大学生やフリーターが応募者属性になると思います。彼らが応募するタイミングはいつなのか、どんなことをしているときなのか考えてみてほしいと思います。
授業中にタウンワークやマイナビバイトをスマートフォンから見て応募しているのかもしれません。テレビを見ているのかも。お風呂に入りながら応募しているのかも。または電車に乗っている際に応募しているのかもしれません。電車に乗っているときに電話がかかってきたら普通は出ませんよね。
採用担当者に理解してほしいのが(折り返しの連絡がないのは置いといて)必ずしも自宅でバイト探しをしているわけではありません。特に高校生や大学生なら尚更です。むしろ通学途中などスキマ時間を利用して応募していると思います。
応募からの折り返しの連絡が遅くなればなるほど連絡がつきづらくなります。そういう意味では冒頭で挙げている採用担当者は非常にしっかり対応しています。惜しいのは電話だけで対応している点です。
電話だけで対応する方もいますが、電話に出れないケースも考えられるためメールも送ることをおススメします。電話で日程調整するのは簡単なので電話を多用しがちですが、電話が無理だったらメールを送ってみるなどの対応をしてほしいと思います。メールよりも電話したほうが早い時がありますが、どちらも活用したほうが採用が成功する確率が上がります。
最後になりますが、応募者全体の約20%は連絡がつかないことが多いです。企業によっては30%の場合もあります。応募者が10人いたら10人とも連絡がつかないとおかしいと思っている人がいますが、媒体・職種・地域に関係なく20%は連絡とれません。これを最初に理解しておくと「なぜ連絡がつかない!」と苛立つことが減ります。
当社では電話よりもメールでコミュニケーションを図る企業様からのご連絡をお待ちしております。