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学業優先と就活準備から考える学生生活と志望動機の話
雑記・日記・備忘録3月に入りリクナビとマイナビが正式オープンしたら早速、学歴フィルターが話題になりましたが、先日、就職活動やインターンシップの開始時期に関する2つの記事を読みました。
一部の大学や企業、就職関連企業は、1~2年生向けのキャリア教育に取り組んでいる。明治大学の和泉キャンパス(東京都杉並区)では、1~2年生限定のOB・OG交流会が開催されていた。就活中の3~4年生を対象にしたOB・OG交流会はどの大学でも行われているが、1~2年生限定というのは珍しい。
引用:就活は「大学1年生から」始めるくらいでいい-東洋経済オンライン
明治大学は一部の1~2年生を対象にベトナムでインターンシップ等を取り入れているらしいです。最近の取り組みでは大学単体ではなく、東京地区の5大学の1~2年生が5つの企業でインターンシップに参加するプログラムも生まれているそうです。
煽り気味のタイトルですが、実際の記事を見ると、明治大学やリクルートキャリアの取り組みを紹介しながら「大学1年生から将来について考えたほうがいい」という主旨でした。
サークル・アルバイト・授業よりも大学1年生から実践型インターンシップをバリバリやったほうがいい。という話ではなかったことに安堵しつつも早期から将来について考えたほうがいいのは共感です。
1日だけのインターンシップを数回参加して、大学3年生の冬から業界研究しても「自分に合った仕事とは」「向いている職種とは?」を数ヶ月で答えをだすのは難しいと思うからです。
仕事柄、普通の社会人よりも多くの会社や職種を知る機会がありますが、いまだに初めて知る職種や業界がたくさんあります。インタビューすると毎回「お、この仕事は面白そうだ。やってみたいな」と思うことも何回もあります。
長期化とか言われていますが、なんだかんだ短期決戦ではある現在の就活。数ヶ月では全部の業界を学ぶのは到底不可能でしょうから、もっと若いうちから色々な仕事を知る機会がたくさんあればいいのになと思います。
もう馬鹿らしいくらい当たり前のことなんですが、大学は大学教育の場であって、職業訓練の場でも、就活予備校でもありません。学生の本分は勉強であって就活ではありません。1年2年時なんか、大学生活での勉強全ての基礎をつくるべき大事な時期でして、そんな時期に就活への余計な時間を取ることに、一体どんな必然性があるんでしょう。
引用:東洋経済が「就活は大学1年生から」と言ってるけど、「学生には勉強に集中させてあげてください」と心底思う。-Books&Apps
大学の勉強は面白いものも多く、大学生だからこそ自由に幅広く深く学べるので非常に重要ですし、高額な授業料を払っている以上は元を取ってほしいと思います。ただ、2週間に1回程度、社会勉強するくらいはいいんじゃないですかね(^_^;)
上の記事では学業で得た知識やスキルが企業でも役に立つと書かれていますが、学生生活全般が企業でも役に立つと思っています。例えば遊びの代名詞でもあるゲームでも良いですし、合コンや彼女との同棲生活でもいいと思っています。
志望動機で「私は学生生活で合計100回合コンしました!合コンで培ったヒアリング能力とトーク術を御社の営業職でも活かしたいです」「彼女との1年間の同棲生活でストレス耐性が鍛えられました。全く価値観の違いメンバーとも上手くやれる自信があります」みたいな学生が現れてくれることを期待したいと思います。
追伸:なお企業によってはふざけているのかと怒られる可能性があるので細心の注意を払って発言してほしいと思いますm(__)m