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大学生のバイト応募はいつ?電話に出られない理由と応募タイミング
採用手法・採用知識ある採用担当者のコメントを見て、少し考えさせられることがありました。
「応募通知メールが届いたので、1分以内に折り返し電話したのに全然繋がらない」応募対応のスピードとしては、かなり優秀です。アルバイト採用では応募直後に連絡するほど採用率が上がると言われているため、この対応自体は間違っていません。
しかし実際には、このように「応募直後に電話しても繋がらない」というケースは珍しくありません。これは応募者が悪いというより、大学生のバイト応募のタイミングを考えると自然なことでもあります。
この記事では、大学生がバイトに応募するタイミングの実態と、アルバイト採用で応募者と連絡がつかない理由、採用担当者が理解しておきたい応募対応のポイントについて解説します。
目次
大学生のバイト応募後に電話が繋がらない理由
アルバイト採用をしていると、こんな経験をしたことがある採用担当者は多いのではないでしょうか。
「応募通知メールが届いたので、すぐに電話したのに繋がらない」実際に、応募から1分以内に折り返し電話をしているのに電話に出ない応募者も珍しくありません。
応募したばかりなのに電話に出ないと、「本当に働く気があるのか?」と思ってしまうかもしれません。しかし、大学生のアルバイト応募の実態を考えると、電話が繋がらないことにはきちんと理由があります。
まず理解しておきたいのは、大学生は自宅で落ち着いてバイト探しをしているとは限らないということです。
大学生がバイト探しをするタイミング
大学生がアルバイトを探すタイミングは、企業側が想像しているものと少し違います。
多くの場合、次のようなスキマ時間にスマートフォンで求人を見ています。
- 通学中の電車
- 授業の合間
- 昼休み
- 友人との待ち時間
- 寝る前のスマホ時間
つまり、パソコンでじっくり求人を探して応募しているケースは意外と少なく、スマートフォンからその場で応募していることが多いのです。
- タウンワーク
- マイナビバイト
- バイトル
などの求人サイトをスマートフォンで見て、そのまま応募ボタンを押している大学生は少なくありません。
応募直後に電話しても出られない理由
採用担当者からすると「応募したのだから電話に出られるはず」と思うかもしれません。
しかし応募者の状況を考えると、電話に出られない理由はいくらでもあります。
例えば次のようなケースです。
- 授業中にスマートフォンで応募した
- 電車の中で応募した
- テレビを見ながら応募した
- お風呂に入りながら応募した
電車の中で電話がかかってきても、普通は出られません。授業中であればなおさらです。
つまり、応募直後=電話対応できる状態とは限らないのです。
応募対応はスピードが重要
とはいえ、応募対応のスピードが重要なのは事実です。
アルバイト採用では、応募してから時間が経てば経つほど連絡がつきにくくなります。応募者は複数の求人に同時に応募していることも多く、対応が遅れると他社で採用が決まってしまうこともあります。
その意味では「応募通知が来たらすぐに電話する」という対応は、採用担当者として非常に良い対応と言えます。ただし一つ注意したいのが、電話だけで対応するのはもったいないという点です。
電話だけではなくメールも活用する
アルバイト応募者と連絡を取る際には、電話とメールを併用することが重要です。
例えば次のような流れです。
電話する→出なかった場合→メール送信
メールで「先ほどお電話しました。面接日程の調整をさせていただきたいので、ご都合のよい時間帯を教えてください。」と送るだけでも、返信率はかなり変わります。
電話は即時性があり、メールは後から確認できます。両方を活用することで、応募者と連絡がつく確率は高くなります。
アルバイト応募者の20%は連絡が取れない
最後に、アルバイト採用を行う採用担当者が知っておくべき事実があります。
アルバイト応募では、応募者のすべてと連絡が取れるわけではありません。現場の感覚としては、応募者の約20%程度とは連絡が取れないケースが多く、企業や職種によっては30%近くになることもあります。
さらに、キャバクラやガールズバーといったナイトワークなどの求人では応募者と連絡が取れない割合が高く、場合によっては50%近くに上るケースもあります。
そのため、応募者が10人いれば10人全員と連絡が取れるはずだと考えてしまうと、現場の感覚とのギャップが生まれてしまいます。実際のアルバイト採用では、求人媒体に関係なく、一定数は電話やメールで連絡が取れない応募者が発生するものです。
この前提を理解しておくだけでも「なぜ応募者と連絡がつかないのか」と必要以上に悩んだり、ストレスを感じたりすることは減ります。アルバイト採用では、連絡が取れない応募者が一定数いることを織り込んだうえで、複数の連絡手段を用意しておくことが大切です。
まとめ:大学生の行動パターンを理解すると採用はうまくいく
大学生のアルバイト応募は、自宅でじっくり求人を探しているとは限りません。通学中の電車や授業の合間など、スマートフォンを使ったスキマ時間に応募しているケースが多いのが実態です。
そのため、応募通知が届いてすぐに電話をしても、電車の中や授業中などで電話に出られないことは珍しくありません。応募直後に電話が繋がらないからといって、必ずしも応募者の意欲が低いわけではないという点を理解しておくことが大切です。
アルバイト採用を成功させるためには、まず大学生のバイト探しの行動パターンを理解し、応募者が電話に出られない状況も想定した連絡方法を用意しておくことが重要になります。電話で連絡がつかなかった場合でもメールを送るなど、複数のコミュニケーション手段を活用することで、応募者との接点を増やすことができます。
こうした小さな工夫を積み重ねるだけでも、アルバイト応募者との連絡率は大きく変わり、結果として採用成功率の向上につながります。アルバイト採用で応募者との連絡がつかないことに悩んでいる採用担当者の方は、ぜひ参考にしてみてください。

