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ドラゴンクエスト5から学ぶ採用活動と人材育成
採用手法・採用知識最近10年前のゲームソフトですが、プレステ2版「ドラゴンクエスト5天空の花嫁」を再度プレイしました。スクウェア・エニックスの名作として知らない人はいないと思いますが、改めてプレイしてみたら経営戦略や採用活動において非常に勉強になりました。(ネタバレ含みますので、ご注意ください。)
ドラクエ5を知らない人に簡単に紹介すると、最大の特徴はドラクエシリーズで初めてモンスターを仲間にするシステムが導入された点です。戦闘終了時に特定のモンスター(スライム等)が一定確率で起き上がり、プレイヤーの判断でそのモンスターを仲間にできます。まさに「採用活動」と一緒。
ドラクエは世界を救うために魔王を倒すのが最終目的ですが、経営における「世の中を良くしたい」のと同じであり、いわば経営理念や会社の存在意義(ミッション)です。その目的に共感してくれたモンスターを仲間にして攻略していくのがドラクエ5の醍醐味。現実もゲームも一緒ですね(`・∀・´)
戦士タイプや魔法タイプなど色々な仲間モンスターがおり、それぞれの特徴を把握しながらボスを倒していきます。採用活動でも営業やプログラマーなど職種別に採用するのと同じです。同じ職種ばかりでは会社は成長しません。
途中で「メタルスライム」や「はぐれメタル」など仲間になってくれたら非常に心強い最強モンスターに遭遇しますが、仲間になる確率が低いため全く仲間になってくれません。採用活動でも優秀な人材ほど様々な会社から内定を獲得するので、何度も振られようと行動あるのみです。
最初は弱いモンスター(例:ブラウニーやゴースト)も馬車で辛抱強く育てることで、少しずつ強くなり最終的にはボス戦でも活躍する大器晩成型のモンスターもいます。新卒採用している気分になりました。逆に物語終盤で仲間になるギガンテスやキラーマシンは即戦力で活躍してくれますので、中途採用と言えるでしょう。
主人公は途中で奴隷にされ大神殿で強制労働させられます。ブラック企業もびっくりするくらい劣悪な労働環境だと思いきや、夕方には作業が終了していたので、案外ホワイト企業でした。
その後も青年時代前半の最後に石化されたりの主人公。人生山あり谷ありも経営と同じでしょうか。石化の期間は約8年間ほどらしいですが、その間一度仲間にしたモンスターは仲間のまま。転職もせずに主人公という会社に在籍し続ける姿に感動しました。マネジメントが上手くなければ、こうはいきません。
採用で大切なことはドラゴンクエストに学ばさせていただきました。当社ではゲーム好きな採用担当者からのご連絡をお待ちしております。