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求人広告代理店の競合が続々と登場
採用手法・採用知識実はここ数ヶ月において公式サイトの各ページの表示順位とアクセス数が地味に下落しています(-_-;)
弊社がサイト更新を怠っていたのもありますが、一番の要因は競合が増えたことだと思います。2016年当初はWEB活用している企業が少ない印象でしたが、ここ最近ではWEB活用している競合さんが増えているようです。
人材派遣会社や人材紹介会社など人材業界全体に言えますが、求人広告代理店の特徴としてテレアポや飛び込み営業などプッシュ型営業を得意としている企業が多い反面、しっかりWEB活用している企業がそれほど多くない印象でした。
2016年春にリサーチしたところ上位表示されている5社程度がページの作りこみやランディングページ作成などWEB活用できており、それ以外は「とりあえずホームページを作った」程度でWEB活用をしていませんでした。
営業支援系の取り組みは優先順位を下げられやすいため、大手企業でも対策がとれていない会社が多いです。問題意識をもっている優秀なメンバーがいても予算申請で「費用対効果は?」「効果出るの?」と言われるケースが多いようで、取り組みが進まないケースもあるようですね。弊社にとってはラッキー(^^)v
後発グループの中でも最後尾に位置する弊社ですが、WEB分野については新規参入しても勝てる見込みがあると考えて創業以来ホームページをメインにしたプル型営業に取り組んできた結果、それなりの成果が出たと思います。
有難いことに創業間もないにも関わらず色々な会社から声(営業にはなりますが)をかけてもらえますが、それも求人広告代理店というワードで上位表示されているのが大きな要因になっています。
しかし、2017年になってから狙っている主要キーワードで順位が落ちており、いつのまにか競合がしっかり上位表示されています。2016年5月から始めている採用百科事典においても、2016年から始めた競合他社のオウンドメディアが急速に力をつけており苦戦中。
長期間運営したことでページ数が増え、自然リンクが増え、ドメイン年齢が増え、総合的にドメインパワーが今年開花したサイトがいくつかあります。具体例を出すと2016年8月にリリースされたビズリーチ運営のビズヒントが成長著しい。
WEB活用をシンプルに考えると成功するには「お金をかける」か「手間をかける」かのどちらかです。弊社は外部に依頼せず自社で頑張る方法を選択していますが、しっかり予算をかけてチームで取り組んでいる会社もしくは専門家(専門の会社)に依頼している会社には負けてしまっています…。
営業会社は社内にマーケティング専門スタッフを抱えているケースが少ないと思いますが、最近は積極的に採用強化していたり外注したりしているようです。明らかにSEO対策会社に依頼している会社もありますので本気度が伺えます。
そうした環境変化もあり、主要キーワードのライバルが当初は5社程度しかいませんでしたが、今は上位8社程度の争いになっています。そこに個人ブログや新興ポータルサイトも台頭してきており、1ページ目に上位表示させるのが難しくなってきました。2ページ目にランクインしているメディアも侮れません。
ネット活用・インバウンドに関して10年前から言われていましたが、人材業界はアナログな会社が多く積極的に展開している会社が少なかったです。しかし、ようやく求人広告代理店のマーケットでもその波が到来したのかもしれません。
運営している採用百科事典はリライトを繰り返していますが、公式サイトの更新は滞っており今回反省しました。ビジネスにおいて楽な道は存在しないと改めて勉強にもなりました。上位をキープするには毎日コツコツと積み上げていくしかありませんので、しばらくは定期的にチューニングを繰り返して頑張ろうと思います。