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働き方改革に全米が泣いた!?DeNA副業解禁ドラマの軌跡
採用手法・採用知識株式会社ディー・エヌ・エーが副業解禁したそうです。
ディー・エヌ・エー(DeNA)は2017年10月2日、副業制度をはじめとする新たな人事制度の運用を始めたと発表した。社外だけでなく同社内の他部署の仕事も、一定の条件の下で兼務できるようにした。複数の職務経験を並行して積むパラレルキャリアを望む社員の要望を尊重することで、仕事へのモチベーションを高める狙いだ。
引用:DeNAが副業解禁、社内外でパラレルキャリアを推進-日本経済新聞
サイバーエージェント、ヤフー、メルカリ、リクルート、ソフトバンク等大手企業は軒並み解禁しており働き方の多様性が浸透してきていますね!(^^)v
今回驚いたのが副業解禁に合わせて専用サイトを作ったことです。
FullSwing – DeNAの「人」と「働き方」の今を届ける
https://fullswing.dena.com/
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これから副業の成功事例でも増やしていく予定だと思います。
このサイトが素晴らしいのが「どうして副業解禁したのか」の経緯をしっかり説明している点です。普通の会社はなかなか出来ない。まず時間とお金をかけてサイトを制作しようと考えませんし、導入の理由まで対外的に説明しようとする責任者はいません。
採用活動でも「なぜ」の問いかけは大事です。
例えば服装自由ひとつとっても理由は十人十色だと思います。服装が自由じゃない理由が「ただなんとなく」や「誰も議題に挙げなかった」も立派な理由。一般的には結果だけを書いてしまいがちですが、それに至る経緯や背景を説明することで、より丁寧なマッチングを図ることができます。
「なぜ営業ノルマがあるのか」を書くことで企業文化がわかり、「なぜインセンティブが1万円なのか」で事業内容や経営状況まで理解することができます。そこまで理解して入社するなら新卒採用の早期離職防止にも効果がありそうです。
理想は「なぜ服装自由にしていないのか」と否定している理由もあることです。求人広告では「導入している福利厚生」は皆さん書きますが、「導入していない福利厚生」は書きません。しかし、書いてはいけないルールなんてありません。むしろ書いたほうが求職者にとっては親切なのかもしれませんね。
掲載企業側ですら気づいていないカルチャーに気づいてあげるのがエージェントの役割です。そうした細部まで深くヒアリングし、求人広告で表現できるように努力したいと思います。当社では根掘り葉掘り質問しても怒らない企業様を募集しています。